-相模原市保護猫緊急譲渡会-1024x819.jpg)
昨年12月に相模原市内で発生したチンチラ111頭の多頭飼育崩壊。この深刻な事態を受け、相模原市保健所、相模原市獣医師会、麻布大学、多くのボランティア団体が協力し、保護・治療・譲渡に向けた支援を行ってきました。そして、2025年2月8日には、救われたチンチラたちの新たな家族を見つけるための緊急譲渡会が開催されました。
チンチラ多頭飼育崩壊の背景
今回のケースでは、飼い主の管理が行き届かず、飼育環境の悪化によって多数のチンチラが劣悪な状況に置かれていました。
- 不適切な繁殖管理により、爆発的に個体数が増加
- 飼育スペースが限界を超え、衛生環境が著しく悪化
- 体調不良の個体が続出し、病気の蔓延も発生
保護後の対応
相模原市獣医師会をはじめ、多くの支援団体や動物病院が協力し、以下の対応を行いました。
- 健康診断と治療
- 獣医師による診察と感染症のチェック
- 適切な治療とケアの実施
- 一時預かり・シェルターでの保護
- 個体ごとの状態を把握し、適切な環境で管理
- 栄養管理を徹底し、回復をサポート
- 譲渡活動の開始
- 健康状態が安定した個体から順次、譲渡先を募集
- 2月8日に緊急譲渡会を開催

2月8日「緊急譲渡会」の様子
当日は、多くの動物愛護団体やチンチラに興味を持つ市民が訪れました。
- 参加者数:36組72名
- 譲渡が決まったチンチラ:22頭
譲渡会では、獣医師や専門家がチンチラの適切な飼育方法を説明し、新しい飼い主となる方々にしっかりとしたケアの知識を提供しました。
企業・著名人からの支援
今回の救護活動には、さまざまな企業や著名人からの温かい支援が寄せられました。
- 株式会社イオンペット様 より、ペットシーツやペットフードの支援
- 株式会社Hachi様 より、チンチラたちの風邪症状に対するサプリメントの提供
- 中川翔子さん の発信により、全国から支援物資や医療費への義援金が寄せられ、ボランティア活動に協力してくれる方々が集まりました。
この場を借りて、心より感謝申し上げます。
まとめ:適正飼育の重要性を再認識
今回の多頭飼育崩壊は、ペットの適正な管理の重要性を改めて浮き彫りにしました。動物を飼う際は、繁殖管理・飼育環境・経済的負担を十分に考慮し、責任を持って飼育することが求められます。
今後も相模原市獣医師会では、適正飼育の啓発活動を続けていきます。チンチラたちが幸せな新しい家庭へと迎えられるよう、引き続き皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
相模原市で保護されている猫たちは定期的に行われている譲渡面接会にご参加ください。