獣医師会ジョイントセミナー開催

2024年11月10日(日)麻布大学にて「明日から使える神経外科疾患の診断と治療」と題し、麻布大学の神経科西田准教授をお招きして、獣医師向けのセミナーを開催しました。獣医師会相模原支部と相模支部、厚木愛甲支部の3支部合同ジョイントセミナーは、今年で27回目となり、地域獣医師会の先生方約50名にご参加いただきました。

午前中は、実際の症例の動画を見ながら、神経学的検査の解釈や方法について学びました。午後は、椎間板ヘルニアの検査・治療と予後についてのエビデンスをご紹介いただきました。

ふらつきや麻痺は突然発生することが多く、飼い主さまとしてはいち早くなんとかしてほしいと思われると思います。一方で、今回のセミナーでは神経に関する病気だけではなく、整形外科疾患や内分泌疾患、意外なところでは子宮蓄膿症でもふらつきがでることがあるとのことなのおで、原因を正確に把握して適切な治療を施すことが重要であることを再確認し、今後の診療に活かしてまいりたいと思いました。