【会長活動報告】ひばりが丘小学校で出前授業を行いました

2024年7月11日(木)、座間市にある市立ひばりが丘小学校に伺いました。そして、総合的な学習の時間に、キャリア教育として6年生の2クラス・約70名に獣医師の仕事について授業をさせていただきました。

最初に、「動物とはなにか」について思いを馳せるために、児童一人ひとりに動物のリアルなフィギュアを配布しました。そして、食事や呼吸、成長、排泄、繁殖など、動物の行動を一つひとつ挙げていきました。

加えて、猫の尻尾の様子から気持ちを推測してみたり、ワンちゃんがあくびをする理由を想像してみます。私が投げかけるさまざまな問いに対して、皆さんは真剣に取り組んでくれました。また、各行動の理由を説明すると「知らなかった!」「そうなんだ!」と納得する声もありました。

その後、「獣医師の仕事について」「イヌ・猫に関するクイズ」「動物病院に来院した病気のペットの治療」など、獣医療にまつわるお話をしました。

ほとんどの方は、獣医師といえば「動物病院で働くペットのお医者さん」を想像すると思います。私もそのうちの一人です。しかし実際には、動物園・水族館で働く獣医師もいますし、畜産農家さんへの衛生指導や、お肉や卵などの食品の衛生管理・検査、医薬品の研究・開発をしている方もいます。獣医師とは、動物に関する専門的な知識を活かして、人間の暮らしをサポートする仕事なのです。

授業後のアンケートでは「イヌや猫の気持ちが少し分かった」「獣医師の仕事に興味を持った」「いつか動物を飼ってみたい」などの感想が寄せられました。

ひばりが丘小学校6年生の皆さん、ありがとうございました!

 

私は、子どもたちが動物の気持ちを考えてみたり、動物と一緒に暮らしていると、思いやりや慈しみの気持ちが育まれ、他者へ優しく接することの大切さが学べると思っています。今回授業を受けた皆さんが動物に興味を持ち、時に触れ合いながら成長してくれるとうれしいです。

また、獣医師は、日々動物たちの命と向き合い、彼らの健康と幸福を守る魅力的な職業です。少しでも多くの子どもたちが、将来獣医師を目指してくれることを願っています。

今後も、獣医師という仕事の役割や意義を社会に発信する活動を続けていきたいと思います。

 

 

ひばりが丘小学校HPにて紹介されました:

https://hibarigaoka-e.zama.school/blogs/blog_entries/view/18/0152b2ff0beaad178ad8bcb971924b04?frame_id=25

 

※相模原市獣医師会では、小・中学校や高校への出張授業を受け付けております。ご希望の方は下記URL(本会WEBサイトのお問い合わせフォーム)よりお気軽にご連絡ください。